折り曲げる前に、山折になる側からカッターで軽く切り目を入れたり、先のとがったもの(コンパスの針など)で谷折になる側から折線をなぞって筋をつけておくときれいに折れます。 折り曲げる時は、折線に定規をあてがうとよいでしょう。
工作用紙の厚みなら、はさみでゆっくりと切っていけば大丈夫です。
板の場合は、切り取り線より少し外側をまっすぐに切り、少しずつ形を整えながら丸くしていき、仕上げにサンドペーパーをかけます。
1〜2mmの厚紙やスチレンボードの場合は、円の接線を引くようにカッターで切っていきます。4角形の四隅をカットして8角形に、さらにとがった部分をカットして16角形に、最後にサンドペーパーをかけます。
紙には折り曲げやすい方向と、折り曲げにくい方向があります。(手で丸めてみるとわかります。) 丸みをつけたり長い辺を折る時は、この性質を考えて切り取る部品の向きを決めましょう。
サンドペーパーは、だんだんと目の細かいものにしていくのがポイントです。板ならば200番程度から、紙やスチレンボード用には400〜600番くらいが適当です。