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サプライチェーンマネジメント

CSR調達

マブチモーターは「国際社会への貢献とその継続的拡大」を経営理念に掲げ、経営理念の実践を通じて社会課題の解決に貢献することで、CSRを推進しています。当社グループのみならず、サプライチェーン全体でのCSR推進を図るため、2022年2月に「マブチモーター CSR調達ガイドライン」を制定しました。本ガイドラインを通じて、お取引先様のご理解とご協力を得ながら、公正・公平で誠実な事業活動を通じて、持続可能な社会の実現に取り組んでいます。

責任ある鉱物調達の推進

紛争地域及び高リスク地域における深刻な人権侵害、環境破壊、汚職、紛争をはじめとする、経済協力開発機構(OECD)の「紛争地域および高リスク地域からの鉱物の責任あるサプライチェーンのためのデュー・デリジェンス・ガイダンス 付属書Ⅱ」(以下、OECDガイダンス付属書Ⅱ)で規定しているリスクに関わる鉱物(錫、タンタル、タングステン、金)やコバルト、雲母等の鉱物を含んだ部品・材料の調達は行いません。

また、当社が随時実施するRMI (Responsible Minerals Initiative)が提供するConflict Minerals Reporting Template (CMRT:紛争鉱物報告書)などの国際的に認められたツールを活用した、鉱物の原産国や製錬業者の特定等のサプライチェーンに関する調査に協力します。万一、紛争への加担や重大な人権侵害に関与する鉱物が見つかった場合には、是正を行います。

当社は、人道的な観点から、人権侵害を行う集団を利することのない鉱物の調達を引き続き行うべく、お取引先様との連携を深め、サプライチェーンの透明性向上を一層図ってまいります。

グリーン調達の推進

昨今の調達活動では、原材料の資源採取から、製造・加工、流通・販売、消費・使用、及び廃棄・リサイクルにいたる製品ライフサイクルにおいて、環境負荷の少ない製品の開発に取り組むためには、自社だけの環境保全活動では十分とは言えません。そこで、お取引先様の各種環境への取り組み状況も評価し、お取引先様とともに、環境負荷の低減や環境リスクの回避を図っています。

下図のように、お取引先様には、グリーン調達活動を実施のうえ、環境活動調査表とともに、原材料・部品に環境禁止物質が含まれないことを保証する書類を提出いただき、お取引先様の環境負荷物質の使用・保管状況を確認するための環境監査も積極的に実施しています。

更に、マブチグループで使用している全部材について、環境禁止物質が含まれていないかの分析調査も定期的に行っています。

各種法令の順守

欧州RoHS指令、欧州ELV指令、欧州REACH規則制限物質・SVHC(高懸念物質)、日本の化審法 第一種特定化学物質、GADSL(自動車業界自主基準)、その他の法規制、お客様からの要求、マブチグループ自主基準等による、規制物質の追加、禁止ランクの変更など、将来を見据えた対応を行っています。
日常のお取引先様とのコミュニケーションや、環境負荷物質の使用・保管状況の監査活動に対する積極的な取り組みにより、2006年の欧州RoHS指令の施行から現在に至るまで、環境事故は一度も発生しておりません。
今後も、お客様、お取引先様とともにグリーン調達活動を進めてまいります。

※ 化審法 …化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律

マブチモーターグリーン調達システムの概要

グリーン調達フローチャート

グリーン購入の推進

事務用品

環境に配慮した商品を社内標準品として登録

本社では文房具、事務用品などについては、エコマーク認定商品などの環境に配慮した商品を社内標準品に指定し、購入しております。

オフィス什器・備品

グリーン購入法適合商品を優先的に購入

OA機器やオフィス家具類は当社からお取引先様に「環境保全のお願い」として環境に対する取り組みを説明し、グリーン購入法適合商品等を優先的に購入しております。

社用車

電気自動車の選定

営業車などの一般車両はガソリン車から電気自動車や電気併用車(ハイブリット車)への切り替えを行い、トラックなどの大型車については車両入れ替え時に低廃棄ガス/低燃費認定車を選定しております。