社内イントラネット上に「ECOLOG」という環境情報を集約したデータベースを作成し運用しています。「ECOLOG」を通して、様々な環境情報を共有し活用しています。
環境コミュニケーション
環境活動における理念や、環境マネジメント活動の情報を社内外に向けて発信しています。これらの活動を通じて、社員はもちろん、お取引先様をはじめ、広く社会の皆様に、当社の環境保全への姿勢、取り組みへの理解を深めていただけるようにしています。
社員との環境コミュニケーション
イントラネットの活用
社内報の活用
社員への環境情報伝達と環境意識の向上を図るため、社内報を活用しています。
マブチグループ環境活動
マブチグループ全拠点から環境負荷低減に寄与した活動施策・実績を募集し、本社の環境管理委員会による審査を経て優れた活動を表彰する「マブチグループ環境活動」に取り組んでいます。
2023年には、「CO2排出量削減」を活動テーマに15拠点から合計87件の応募があり、様々な施策が行われました。今後も、マブチグループ環境活動を通じて、マブチグループ各拠点における環境負荷低減を実現する施策の提案・実行を促進することで、地球環境への貢献を拡大していきます。
ポーランドマブチでの活動事例
ポーランドマブチでは、主要生産エリアに空気を供給する換気ユニットにおいて、外気温度を効率的に利用し冷暖房に係る消費エネルギーを削減するため、外気温度と生産エリア内の温度に応じて動作を制御する循環型の換気システムに組み換え、年間およそ414tonのCO2排出量削減を実現しました。
生物多様性保全の取り組み
地域における環境共生
本社敷地前庭には、地域における環境共生をコンセプトに「ビオガーデン」を設け、本社が所在する松戸市の自然環境が松飛台工業団地に復元されるよう考慮しています。ビオガーデンでは、外来種による地域の生態系への影響を考え、従来から松戸市周辺に育つ野草を植栽しながら、本来の生態系の復元を目指しています。
また、都市におけるヒートアイランド現象の緩和に効果があるとされる屋上緑化を行っており、本社屋上に庭園を設けています。休憩時間に社員同士のコミュニケーションの場ともなっています。
2024年より、加入した公益財団法人日本自然保護協会と連携し、当社の生物多様性に関する活動を更に進めていきます。
主な取り組み
- 千葉県指定絶滅危惧種「ヒメコマツ」を育成
- ビオガーデンの維持・管理として、外来種のセイタカアワダチソウを駆除
- ちば生物多様性ネットワーク活動:生物多様性サテライトを更新
社員や来訪者に対して生物多様性の大切さの理解を促進するため、本社食堂内に「生物多様性サテライト」を設置し、ポスターやニュースレターを掲示しています。