ページ内を移動するためのリンクです

資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応

資本効率の改善と収益性向上に向けた取り組み

マブチモーターは、事業成長によるリターンの最大化と資本効率の改善の両輪に取り組むことにより、ROICとROEの向上を早期に実現することを目指します。
経営計画2030業績ガイダンスの財務指標として、売上高3,000億円、営業利益率15%以上、ROIC12%以上、ROE10%以上を設定し取り組んでいます。

2030年ROE10%以上の早期実現に向けて

リターンの最大化

ROE10%以上の早期実現に向け、リターンを最大化すべく、事業領域の拡大を進めています。お客様と社会が望む多様な動きのソリューション提供を事業活動の目的とし、回転に留まらない多様な「動き」をご提供することを目指し、積極的な成長投資の一環としてM&A等を活用します。 2024年から2030年までの戦略投資は、700億円~800億円と設定しています。

またM&Aで統合した子会社を含むグループ全体の営業利益率向上に向け、各種の効率化施策を実行しています。全員参加型ROIC経営を推進し、製品在庫の圧縮のみならず、各拠点・各部門でROIC向上のための施策とKPIを設定して取り組んでいます。

株主還元の強化

配当金算定基準

長期安定的な配当の実現のため、純資産配当率(DOE)を配当金額算定の指標として採用し、純資産配当率(DOE )3.0%~ 5.0% を目安に、キャッシュ・フローや事業環境等を総合的に勘案して決定します。
資本効率改善の観点から、2030年までの期間においては、累進配当を基本とします。また、同期間において前期実績の自己資本利益率(ROE)が10%未満ないし前期末時点の株価純資産倍率(PBR)が1倍未満の場合、DOE5%を基準に配当を行うこととします。

総還元性向

2026年から2030年における5年間通算での総還元性向を100%とすることを目安に自己株式の取得を実行します。

キャッシュ・アロケーションの考え方について

事業活動から新たに獲得するキャッシュについては、以下のとおりの優先順位で活用いたします。新たに獲得したキャッシュは、まず既存事業のオーガニック成長のための投資、及び新規領域への成長投資(M&A 投資を含む)への資金活用を最優先に検討いたします。次に、当社の配当基準に基づく配当金の支払い原資とすることを優先します。
これらを実施後に残ったキャッシュのうち、当社が独自に算定した必要資金を上回る部分については、過度に積み上げることはせず、ステークホルダーへの還元(自己株式取得など)を積極的に検討いたします。

資金確保の基本的な考え方

この10年ほどの短い期間においても、感染症の拡大や地政学リスクの高まり等、世界では幾度も非常事態と言える状況に直面しており、企業経営の根幹を揺るがしかねない事態への備えの重要性が高まっています。さらに、近年では気候変動による環境への影響、サプライチェーンを含む人権保護などの社会課題への対応が不可欠となっています。当社はかねてより、企業は社会の公器であり、社会への貢献という責務を果たすべく永続しなければならないと考え、長期経営方針として「世界市民の一員として全ステークホルダーの幸せへの貢献の継続とその拡大」を定めています。その実現のため、必要な資金を確保し盤石な経営基盤を築いてきました。その前提となる考え方は下記のとおりです。

必要資金

事業規模が拡大すると、それに伴い必要資金は増加しますが、当社は必要資金として常にその額を合理的に考慮し算出しています。