巻線仕様
モータ性能に大きく影響するのが巻線仕様です。
巻線ターン数(回数)と巻線径を変化させた場合ではそれぞれ結果が異なります。
巻線ターン数が変化した場合
巻線ターン数を増やした場合、これに比例してモータの無負荷回転数は低下します。
巻線径が変化した場合
巻線径を太くした場合は、巻線径の2乗に比例してモータの停動トルクと停動電流は増加します。(ただし、ある限界範囲を超えると2乗に比例しなくなってきます。)
同一機種で巻線を変更する場合の条件
実際に同じ機種のモータで巻線を変更する場合は、線積の数値が近似でなくてはなりません。
線積値=φ2(巻線径の2乗)×n(巻線ターン数)